ノートPC:VAIO SEとの出会い

実は今年の8月にこっそりとhpのノートPC
dv6-6118tx フルhd&ブルーレイキャンペーン・モデル
を買っていたわたくし。
メインデスクトップの補佐が目的で、
遠くに遊びに出かけた時用・・・そんな風に考えていた時期が俺にもありました。
ところが、「でかい」「重い」「分厚い」の三重苦はなかなか辛い物が^q^
スペックのコストパフォーマンスはおそろしく高く、
普通の人ならこれでデスクトップを代替出来ると思う。
それに釣られてホイホイ買った身ではあるが、
持ち出すことはそうそう無いと考えて、使うつもりでした。2週間前までは。

ノートPC買ったばかりだから新しいノートPCの情報なんて探そうと思わないのですが
間違えて開いたVAIO SA,SBの某スレッドでSEという見知らぬ型番を知ってしまったのでした。
hpのノートPCと迷っていたのがVAIOタイプSBだったからのう・・・
液晶がクソと言えるレベルだったので諦めたけど。

VAIO タイプSE
http://www.sony.jp/vaio/products/SE1/

気になったところ。
15.5inchフルHD(1920×1080)IPS液晶
このサイズで重量なんと約1.99kg
高さ24.5mmと薄型
RADEON HD6630M搭載

まさに・・・!俺が求めていたスペック・・・!しかもやたら安い
軽い、薄い、IPS液晶と外部GPUとか俺の為にあるようにしか思えん、サイズは大きめだが
これは買うしか無いわー、いまいち愛着の持てなかった買ったばかりのhpノートは叩き売るわー^q^

そんなわけでSonyストアでぽちったのが10月22日、届いたのは11月3日
おらが決済してからHDDパニックが起きて値段が5000円ほど上がったようだ。いいタイミングだった。
カスタムしたのはCPUをCore i7-2640Mにしただけで後はデフォルト。
色はSonyストア限定のシルバーなり。黒は皮脂が目立つと聞いていたので。
メモリ4Gは別途購入、SSDは少し前に中古で買ったIntel製G3シリーズの160Gを流用
最初に起動する前、TrueImageのBOOT CDで起動してHDDイメージをフルバックアップ
Recoveryイメージは一回しか作ることが出来ないので、 (20111227追記:SONYは何度でも作れる模様、知らんかった)
もし失敗したらメーカーにリカバリーディスクの送付を頼まないといけない、もちろん有料
そうそう失敗することは無いと思うけど、念のため。

メンテナンスで外さないといけないネジは2カ所

バッテリーは内蔵、HDDの固定は割と標準的。
メモリ4Gのモデルなので空きスロットは1
その下に見えるメモリっぽいのはオンボード

SSDに換装してみた

いらんソフトがごちゃごちゃ入ってるのはさすが国内メーカーPCである。
VAIO関連アプリ以外は体験版とか・・・
最後に国内メーカー製PCをまともに触ったのが10年前なので懐かしくなる^q^
前のノートPCはThinkpad T60だったし

かるーく使ってみた感想ですが、
クアッドコアだったdv6-6118txよりも動作がきびきびしているように見える
世代はまるで変わらないので、単純にクロックの差みたい。ドライバもほとんど一緒だしね。
クロックが低く抑えられているQuadコアよりDualコアの方が快適かもしれない。わずかな差だと思うけど。
ちなみに有線LANは低価格ノートPCでよく使われる蟹(Realtek)。最近のはこれしか見かけない・・・
無線はIntel 6150でWiMAXは標準装備。5GHzに未対応な廉価版・・・
WiMAXの仕様は6250よりいいらしいけど、使わないでしょ?普通Wi-Fiルータで接続する
メモリ増設、SSDに換装するときに気づいたけど、本体フレームはがっちりとした金属製だった
システムボードがフレームで囲われる形で固定されているので、本体部分の剛性はかなりある。
そのためキーボードをがっちり押し込んでもしなりが無く、
アイソレーションキーボードにもかかわらず以外に良好な打ち心地。
しかし液晶部分はLEDバックライトで厚くする理由が無いので、ぺらっぺら。
ここだけ何故かプラスチックっぽい材質。2kgを切るために軽量化したのか?
あまりテンションがかかると液晶割れるかもね。

液晶は詳細スペックにだけIPSと書いてあり、ハーフグレアっぽいコーティング
低反射コートは優秀で、iPadの液晶より映り込みが少ない
色域はsRGBで、デスクトップのEIZO SX2462W(sRGBエミュレーション)と比べても優秀な部類。
正確に計ったわけでは無いので見た目での印象。
デスクトップにためはれるノートPC用の液晶ってのがそもそもほとんど無い中
発色、コントラスト共に優秀で、IPSらしい視野角が視認性の良さに寄与している模様。
ぶっちゃけノートPCの液晶の中では飛び抜けて素晴らしい。
TNの液晶なんて使ってられない^q^って人にちょうおすすめ

薄い、軽い、ハイスペックで犠牲になるのは騒音、この機種もファンのノイズはかなり耳障り。
某所ではジェットエンジンと称されるが、段階的に低速から高速に切り替わっていくので
的を射ているかもしれないw
CPUやGPUのクロック上昇などに応じて上がっていくので、
静かであることを求められるようなところ向きでは無さそう。
VAIOのSシリーズは液晶を開閉したときに、ヒンジが排気口に被さる構造的な欠陥がある
これはSEにもあって、SA、SBよりはマシだと思うけど高騒音に寄与しているかもしれない
ファンがうなりを上げているときの排熱はかなり熱い
半面、手の置かれるパームレストなんかはあまり発熱しないようなので蒸れなくていいかも。
アイドル時はほぼ無音なので残念なところ。

各インターフェイスのポジションにはちょっと問題がある
開くときにマウスが邪魔になるドライブを左に配置したのは良いが、
今となってはそんなに使う機会が無いので割とどうでも良い
それより有線LANの口が右前に、USBが右後ろよりに3個しかないのはちょっと困りますぅ
ケーブルがマウスと干渉しちゃうじゃないですか。ドライブがあるよりもっと困る^q^
無線やBTを使えってことなのかねぇ、無線はともかく、BTってどうなんだろう

ともあれ、この程度の欠点は諦められるので、
驚異的な視認性をもつIPS液晶だけでおなかいっぱいである。
値段、サイズ、液晶、構成が神懸かっていて、おらの知る限り他社に同等のPCは無い。
ちなみにお値段はおらが買ったときCPUだけ最上位にして約9万円、今は9万5千円に値上がり中。
書き込み出来るブルーレイを搭載すると2.5万円アップ。クアッドSSDにすると4.5万円アップ
クアッドSSDはVAIOにしかないので大変な魅力だが、Interfaceが専用なので使い回しが一切効かない
なので、別途SSDを調達することにしたから標準装備のHDDになった。
その上で、SSDとメモリなんかの追加投資を含めたら全部で11万円ぐらいか。
それでこの仕様のノートPCが手に入るなら安いと思ってしまうな。

ちなみに、起動、スタンバイからの復帰は鬼のように早い。SSDにしたらもっと早くなった。
特にスタンバイからだと1~2秒しかかからん。
最近発表されたASUSのウルトラブックがスタンバイから2秒で復帰することを売りにしていたが
少なくともこの機種なら普通に出来る。何か特別なのか?
まあウルトラブックと違い、外に持ち出すにはサイズが大きいので
仕事やプライベートでのお出かけ中に取り出して使うってことは無いと思うが
家の中と小旅行、友達の家に遊びに行くぐらいの用途ならこれぐらいが一番良い

そんなわけで、サイズさえ許せるならこのノートPCは超おすすめ
満足度は高く、長いつきあいになりそうです^q^

コメント

  1. nomura より:

    なるほどですね~

    ワンコア当たりのクロック数がかなり違いますもんね 😎
    マルチコア作業ならば間違いなくクアッドコアのCPUの方が速いが、通常の作業ならばクロック数が大きいデュアルコアの方がむしろキビキビしている可能性があるということですね 😎

    VaioSEのIPS液晶の綺麗さはかなりの評判ですよね~
    Fより綺麗と言っているサイトもありますし。
    Fの3Dモデルの液晶も相当綺麗ですよね。

    グラボを搭載したノートはファン音がかなりするとのことですが、
    VaioSEやdv6-6118txなども大きなファン音がするのでしょうか?
    (VaioFもたしかGT540Mとかを搭載してますよね)

    ※デスクトップと異なり構造上冷却が難しいので、仕方ないのかと思うのですが・・・

    • nekolove より:

      VAIO Fは静かな環境で見たことがないのでちょっとわかりません
      6118TXもVaio SEもCPUクロックが上がるような時は相応のファンノイズが出ます
      これは避けられないかと・・・
      うろ覚えですが、音のうるささはあまり変わらないような気がしました

  2. nomura より:

    グラボを搭載したノートはファン音がかなりするとのことですが、
    VaioSEやdv6-6118tx

  3. nekolove より:

    こんにちは

    SSDは同じ物を使っていました。ですので条件はほぼ同じなのです。
    GPUが6770mでCPUがクアッドコアになっている分、6118txの方がハイスペックな仕様です。
    使っているときに気になったのは6118txの方が”もっさり”する場面があったことで
    ウインドウを開くときや、アプリの起動、ブラウザにタブを追加するような時に
    ワンテンポ遅れるような感じでした
    採用しているドライバか、ユーティリティに起因するのかもしれませんが
    クアッドコアの2.2GHzより、デュアルコアの2.8GHzの方がきびきび動くかなという感想です。
    メインはデスクトップ機なので、その経験を元にした比較になります
    もしかしたらほとんどの人には感じられない程度の差かもしれません

    CPUのマルチスレッド性能が必要なら、クアッドコアの方が間違いなく早いです。動画のエンコードとか。

    Vaio SEは液晶の美しさだけで手元に置いておきたいノートPCですね。
    ノートPCにさせる仕事については十分な処理能力があると思います。
    +αが必要なら、クアッドコアのCPUを採用したモデルなどが好ましいのかなと
    持ち運ばないのならVaio Fの3Dモデルもいいですよ
    一時期検討してましたが、私には価格とサイズ重量が折り合わないのでやめました。
    3Dモデルの液晶は他の機種と違って特殊なので、とってもきれいです。

  4. nomura より:

    こんにちは 😛
    レビュー拝見しました。

    VaioSEは評判がいいですね!
    しかも安いですね。

    気になったことがあったんですがお伺いしてもいいですか?

    >クアッドコアだったdv6-6118txよりも動作がきびきびしているように見える
    とありますが、SSDと7200回転のHDDの差によるものではなく、単純にcore i7 2740mの方が2630qmよりも体感速度が速いのでしょうか?

    クアッドコア系+6770mといったそこそこ強力なモバイルGPU、又はcore i7 2740m+6630mのVaioSEのいずれかを購入するつもりなのですが、迷っております。
    ※VaioSEではオプションでもクアッドコアは選べないため余計に迷っております。
    ※確かに1コア当たりの処理能力は2720mや2740mの方が高いので、nekoloveさんのおっしゃるようにSEの方が速いのかと思います。

    2630qmと2740mではSSDを抜きにして体感にかなり差はありますでしょうか。
    ※重い処理と言ったら、音楽CDエンコード、ブルーレイ、オーシーアール処理位しかしません。

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